マサの雄姿を観戦

世界一周旅行中です。モントリオールに来ています。新潟は「山口放出で揺れている」のでしょうか?
 
僕は今日、昨シーズンまでアルビレックスに所属していた深澤仁博選手が所属する Montréal Impact 対 Puerto Rico Islanders のサッカーを見ました。システムはよく分からないけど、マサは右サイドでした。15分、右からのFKをマサが蹴り、急カーブを描いたボールがFWの選手の頭にぴったり合って先制。
 
僕は「え?マサが蹴るの?」と驚いたのですが、そのあとの左CKも蹴っていたので、彼はプレースキッカーとしての役割を負っているようです。得意のドリブル突破も何度か披露。そのドリブルからのクロスも1本惜しいのを上げました。
 
サッカーのスタイルは、両チームとも、ロングボールを前線に、というものでした。キックは強く、玉の奪い合いも激しい。ボランチはいないに等しく、ある意味CBがボランチでした(玉は散らしてなかったけど)。見ていて迫力がありましたが、Jリーグよりも明らかに緻密さに欠けます。(マサがプレースキッカーを務めるのは、他の選手よりも小技が利くからでしょうか。)
 
試合は、29分に相手FKから同点にされ、41分にはラフプレーから両チーム1人ずつ退場。後半は前線への放り込みと無茶なパスの傾向がますます強まり、MFであるマサはほとんどボールに絡めなくなりました。後半35分に交代。終了間際にはホームの Impact が押せ押せでしたが、いかんせん精度を欠き、そのまま引き分け。でも、客も1万人以上入って盛り上がったゲームでした。
 
試合終了後、選手が引き上げてくるエリアまで行けたので、後方から「深澤!」と声をかけたら、戻ってきて握手をしてくれました。更に、このエリアで選手たちはサイン攻めに遭っていたので、僕もそれに参加、チケットにサインをしてもらいました(これは宝物です!)。
 
更に、スタジアムの裏で出待ちをしている人たちがいたので、あたりをふらふらしながら待っていたら選手たちが三々五々登場。ここまで来たならもう躊躇しなくていいだろ、と思って一緒に写真まで撮ってもらってしまいました。彼の車の止めてある駐車場と僕が乗ってきた地下鉄駅までしばらく道が一緒だったので、少し話をしました。直接話せるなんて思いもよらなかったので感激です。
 
「わざわざ来ていただいたのにあまりいいプレーをお見せできなくて…」と深澤選手は話していましたが、僕には彼がプレーしているのを見られただけで十分でした(確かに、マサは特に後半はボールに絡めなくなってましたが)。もっと色々感想や励ましの言葉をかけたかったな、と思うのですが、「また応援に来ますよ!」と言って別れました。
 
僕は彼がプロサッカーの選手を続ける限り、どこの(国の)チームに行っても応援するでしょう。そして、うまくスケジュールが合えば、応援に行くでしょう。
 
しかし別れたあと、「得意のドリブル突破も何度かあったし、1点をアシストしたじゃないですか」と言えば良かったんだ、と思い出すあたりが僕も間抜けです。やっぱりあがってたのかなー。